公図
日本経済新聞07/03/08「きょうのことば」より
登記所に備え付けられた「地図に準ずる図面」のことで、土地の大まかな位置や形状を示す。不動産登記法では、土地の境界を明確にするため、正確な測量にもとづく地図を登記所に備え付けるよう定めている。その地図が整うまでの暫定措置として、公図が使われている。
公図の多くは明治時代の地租改正に伴い作成されたもの。法律上の効力はないが、不動産取引の際の参考資料として使われたり、訴訟で有効な証拠資料になったりすることもある。地方自治体は公図を正確な地図へ置き換える「地積調査」をすすめているが、地権者の利害に絡むことが多く進んでいない。
登記所に備え付けられている地図の状況について、2005年4月時点では、総枚数646.5万枚のうち、正確な地図が56%、公図(地図に準ずる図面)が44%とのこと。この問題は、引用文に言及されている点の他、都市部の方が土地が細分化されていること、測量費用が膨大にかかること、などから、なかなか進展が見られていない。
ちなみに、吉田の主な活動範囲の横浜市では、地域によって公図の縮尺が1/500であったり、1/600であったりするが、前者の場合は実際の寸法と大きな差異はないことが多い。後者は大体の感じがつかめる程度。
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Posted at 07/03/11 20:03 | Edit
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